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e-Taxを装った詐欺メールにご用心!本物との見分け方を解説

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最近、「e-Taxからの還付通知」や「税制改正に関する重要なお知らせ」などを装った詐欺メールが増えています。読者の皆さんも以下のようなメールを受け取った経験はないでしょうか?



詐欺メールの一例(ヘッダーと本文抜粋)



件名: 税務署からのお知らせ【還付金の処理状況に関するお知らせ】


E-Taxをご利用いただきありがとうございます。
国税還付金の電子発行を開始しました。

令和6年度の税制改正等に伴い、以下の申告手続について追加および修正を行いました。
税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため、
E-Taxの個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けています。

このメール受信後24時間以内に下記の専用リンクから登録してください。

注意事項:
・以下のリンクから案内に従ってE-Tax個人アカウントの登録を行ってください。
・案内メールの有効期限は2025年8月5日 22:25です。
・e-Taxの利用可能時間は、e-Taxホームページでご確認ください。

⇒ https://www.etax.nwacy.cn/UF_APP/lnik/loginCtlKautem

ご提出された還付申告の処理状況についての連絡です。詳細は還付金処理状況をご確認ください。
...(以下略)

一見、国税庁からの正式な通知に見えるかもしれませんが、これは詐欺メールです。以下のポイントで見分けましょう。



見抜くポイント


1. ドメインが「.go.jp」でない



政府機関が使用する正規のURLは「.go.jp」で終わります。メールに記載されているURLが「.cn」やそれ以外の場合は、アクセスしないよう注意してください。



2. 差出人アドレスの不一致



正式な通知メールは公式ドメインから送信されます。例えば「@nta.go.jp」など。見知らぬドメイン名やアルファベットの羅列には要注意です。



3. 不自然な日本語表現や誤字脱字



文章が途中で切れていたり、句読点が不自然な場合は要警戒。「追加および修正を行いました。」のように意味が曖昧になっていることがあります。



4. 急かす表現や期限設定



「24時間以内に登録してください」など、早急に行動を促すことで受信者の不安を煽り、冷静な判断を妨げます。



5. 本文中の“本物っぽい情報”混入



政府機関の住所や著作権表記など、本物らしく見せるための情報が混在している場合もありますが、リンク先をしっかり確認しましょう。



本物のe-Tax連絡の受取方法






もしクリックしてしまったら



  1. 操作を中止し、個人情報を入力していないか確認する。

  2. 入力してしまった場合は、最寄りの税務署や警察のサイバー犯罪窓口に相談。

  3. クレジットカード会社や金融機関にも連絡し、カード停止や不正利用のチェックを依頼。



まとめ


詐欺メールは巧妙化していますが、以下の3点を意識すれば見抜ける確率が上がります。


  1. URLのドメイン(「.go.jp」以外は要注意)

  2. 差出人アドレスの確認

  3. 急かす・不自然な表現



不安なときは公式サイトから直接アクセスし、マイページでの通知を必ず確認してください。



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