住宅ローンのバルーン返済型とは? Balloon LoanやBaloon Paymentのテールヘビー解説

最終更新: 2019年12月29日

日本では、元利均等返済型や期限一括返済型がメジャーですが、アメリカではこれらだけでなく、バルーン返済型も馴染みのある住宅ローンの返済方式になっています。

バルーンローンとは、いわゆる均等返済型ではなく、期間中の返済負担を軽くする、または途中で返済不要にする分、期限で返済しなければならない金額を大きくしたものです。

つまり、毎月の返済を行っていても最終期限までに完全に返済することができないローンというわけです。

最後まで完全に返済されていないわけですから、ローンの残りの元本残高を返済するために、期間の終了時に「バルーン返済」が必要になります。

バルーンローンは一般的に、長期の借り入れを起こす住宅ローンよりも金利が低く設定されているため、とりあえず期限を短めに切られても、金利を低く抑えたいという借り手にとって魅力的な商品といえます。

そして、バルーン返済とは、住宅ローン、ビジネスローンなど資金使途にかかわらず、バルーンローンの最終期限に支払うべき、非常に大きな返済のことをいいます。

バルーン返済型のローンを組めば、ほとんどの借り手は、バルーン返済の資金を持ち合わせてはいないため、期限がが近づくと住宅ローンの借り換えを探すか、ローンの返済期日前には不動産を売却しなければなりません。

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